はじめに

日本のカーペットの廃棄量は1年間で東京23区の面積以上の670k㎡です。これは日本の国土の27倍の面積のあるヨーロッパの廃棄量とほぼ同じになります。

 

一方、カーペットの使用年数は欧米では約12~15年。

日本では半分の約7年です。 

 

当社のカーペットクリーニング、メンテナンスにより、カーペットの美観を保ち、カーペットを廃棄するスパンを伸ばすことでお客様や施設に来られるお客様に喜んで頂けるクリーニングをさせて頂きます。   

カーペットクリーニング基本作業仕様

基本的な作業仕様ですが、同じ現場でも毎回同じ作業仕様で綺麗になるとは限りません。同じ現場でも毎回汚れに応じた洗剤、作業仕様で作業を行います。

クリーニング前

作業を始める前に現場調査にて、以下を確認致します。

・作業場所の確認。

・カーペットの種類・素材を確認。

・搬入出経路の確認。 

・給水、排水場所の確認。

・作業車の駐車場の確認。

・作業仕様・使用洗剤の選択を致します。

必要であれば、後日一部分をデモ作業し、確認して頂きます。 

ドライバキューム

カーペットの汚れの約85%が乾いた汚れ「ドライソイル」です。

ブラシ付アップライトバキュームを使用する事により、回転ブラシでカーペットのパイルを叩く様にして汚れをかき出します。

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前処理剤噴霧

汚れに応じて選んだ洗剤を希釈し、スプレイヤーにて洗剤を噴霧。

動線部分(特に汚れている部分)には多く噴霧します。 

反応時間を置く事により、汚れを浮き上がらせます。

 

 

 

*CHAT(チャット)の理論

汚れを落とす際に必要な要素4つです。

汚れは80%以上は洗剤の力で落とします。機械は洗浄効率を上げる道具です。

C=ケミカル(洗剤) 分解、乳化を行う要素。

H=ヒート(熱)   ケミカル(洗剤)の働きを活性させる要素。

A=アジテーション(摩擦の力)

           ケミカル(洗剤)の分解作用を活性化させる為の要素

T=タイム(時間)  ケミカル(洗剤)が汚れを分解・乳化させる為に必要な

           要素。

以上4つのバランスで汚れを落としていきます

アジテーション

カーペットの素材、汚れの状態により、下記の仕様で摩擦を加えて汚れを分解します。

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・ポリッシャーによるアジテーション

ブラシやマイクロファイバーパッドを使用致します。

・縦回転型ブラシによるアジテーション

カウンター・ロータリング・ブラシ(2本のブラシが相対して回転している)の為、カーペットの繊維をつぶすことなく汚れを掻きだしながら汚れを分解します。

エクストラクション

ポータブルエクストラクター(後方青い機械)を使って、先端から回収剤の吐出し、汚れを乳化させ、バキュームにより回収します。

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*水温と洗浄力の関係

水温が48℃になると、常温の約2倍の洗浄効果になります。その後10℃ごとに倍の洗浄力になっていきます。これは、温度が上がると界面活性剤の分子が活発になるためです。

ただし、ウールカーペットは50℃以下が良いです。

シミ除去作業

上記の作業により除去できない汚れをシミ除去剤で除去致します。

 

*シミの種類

2種類あります。

スポット(SPOT)

シミを拭き取ると、タオルに汚れが付いてきます。クリーニングにより除去は可能です。

ステイン(STAIN)

スポットの汚れや有機系の色素が時間が経って染色されてしまったもの。別途シミ除去作業が必要です。

 

 

作業後

整毛作業(毛並を整える作業)をして乾燥させます。

*タイルカーペットは整毛作業は必要ありません。

乾燥には約3~6時間は必要です。

お問い合わせ

合同会社

よつばメンテナンス

代表 豊川 登史

(Toyokawa takashi)

TEL:090-1717-8538

  (代表直通24hOK) 

FAX:06-7164-2201

Mail: 

yotsuba1224@gmail.com

 

当社はIICRCの認定会社です。


IICRCとは、カーペットの専門知識・技術を認定する世界で最も権威のある団体です。