はじめに

近代建築では、外装から内装まで大理石や御影石など多くの石が使われ、外壁・内壁・フロア・ロビー・フロント・階段・浴室・トイレなどあらゆる空間に利用されています。しかし、現実には石材が汚され、傷つき、十分なケアが受けられず放っておかれているのが大半だと言っても過言ではありません。

石は生きているとよく言われます。水分・油分などすべての汚れを吸収し、また非常に吸収率が高い為汚れ易く、深く染み込んだシミや錆を抜くのは容易ではありません。石本来の美しさを取り戻し、いつまでも美しい姿でいられるようにするには、十分な保護とケアが必要です。

大理石光沢再生作業基本仕様

表面仕上げが鏡面になっている場合、自然な光沢を回復させる為、ダイヤモンドパッドで研磨し、光沢を復元する方法です。

作業前

作業を始める前に現場調査にて、以下を確認致します。

・作業場所の確認。

・石材の種類・素材を確認。

・搬入出経路の確認。

・給水、排水場所の確認。

・作業車の駐車場所の確認。

必要であれば後日、一部分をデモ作業し、確認して頂きます。 

使用資材

ダイヤモンドパッドです。

上段左から、400番、800番、1500番

下段左から、3000番、8000番です。

ダイヤモンドパッドを写真の様にパッド台に装着し、ポリッシャーで低い番手から順番に水を出しながら、丁寧に研磨していきます。

写真は1500番を6枚装着しました。石材の状態により3枚になったりはします。

・通常の仕様

800番→1500番→微粒子研磨剤→8000番

 

・深い傷が入っている動線部

400番→800番→1500番→微粒子研磨剤→8000番

 

石の状態によって色々仕様は変わります。

 

作業後

当社独自の微粒子研磨剤にてクリスタルな輝きを出すことが可能です。

大理光沢再生作業は経験上、低い番手から丁寧に研磨していくのが一番光沢が復元できます。

 

チーターパット

上記ダイヤモンドパッドと同じく研磨資材です。

特殊な樹脂(レジン)でダイヤモンドディスクと17インチパッドが一体化したものです。

写真上段左から、STEP1、STEP2、STEP3

下段左から、STEP4、STEP5です。

比較の為ダイヤモンドパッド400番を置きました。

 

ダイヤモンドパッドと同じくポリッシャーに装着し、STEP1から水を出しながら、丁寧に研磨していきます。

 

お問い合わせ

合同会社

よつばメンテナンス

代表 豊川 登史

(Toyokawa takashi)

TEL:090-1717-8538

  (代表直通24hOK) 

FAX:06-7164-2201

Mail: 

yotsuba1224@gmail.com

 

当社はIICRCの認定会社です。


IICRCとは、カーペットの専門知識・技術を認定する世界で最も権威のある団体です。